雑誌、サライを愛読しているのですが、2月号に思いがけない詩歌が
載っていました。藤原正彦さんが連載されているコーナーです。
雪の降るまちを
雪の降るまちを
思い出だけが通りすぎていく
雪の降るまちを
遠い国から落ちてくる
この想い出を この想い出を
いつの日かつつまん
温かき幸せのほほえみ
歌詞をみただけでメロディーが出てきました。
私にとっては幼いころのとても気になっていた曲です。
懐かしのメロディなどでもめったにうたわれたことはありません。
父の仕事の都合で家族で、二俣の「あたご」というところに住んでいたころ。
ラジオからいつもいつもこの歌が流れてきて、4歳の私と2歳の妹、0歳の弟
を背負った母の姿と、水道がなく近くの井戸にいつも水を汲みに行った
母のモンペすがたを思い出します。
母はその頃は24歳、父が仕事に出かけた後、三人の幼子と
心細い生活だったことだと思います。
だからいつもラジオがかかっていたのでしょう。
4歳の私には意味も解らず、メロディーと歌詞がインプットされたのでしょう。
今回サライで初めて、昭和24年から27年ラジオドラマ「えり子とともに」の劇中歌
が「雪の降るまちを」だったことを知りました。
歌の最後が、、、温かき幸せのほほえみ~っと音が上がって終わるのが何故か不思議に
思ってました。
この本のお陰でというか、書いて下さった藤原正彦氏のお陰で
５０～５，６年前のことが思い出されて、家のそばに合った小学校や
坂を下ってお菓子を買いに行ったお店の事、水汲みが大変だった井戸のことなど
いろいろ思いだして、小さな声で歌ってしまいました。
雪の降る街を～
私は 秋田で育っているので 雪が降る夜 見上げるとしんしんと降ってくる静かな光景が蘇ります。
色がなく 黒からグレーの世界に白い雪だけが光るそんな世界
冬でも晴天 からっ風のこちらとはずいぶん違います。
音程が上がって終わるので明るくなるような
私も歌詞の意味など全くわからず口ずさんでいた子どもでした。
懐かしい歌です。
けいこさんの お母さんと三人の子供の
姿も 浮かんできます。
それと共に 私の小さい頃の モノクロ映像が
浮かびます。
なにかしら 原点に戻れるような気がします・・・。
陶あそびさん
秋田で育ったのですね、雪景色は憧れでしたが、冬の生活は大変だったでしょうね。
そうですね、音程が上がって終わるのがなぜだか新鮮でした。ラジオの時代でしたからね、同世代の人は思い出も重なっているところが多くて話が分かりますね。私の方が随分お姉さんですが。今年も陶芸楽しんでください。
どら猫アンドレさん
モンペ姿の母と、天秤棒でバケツを下げた母の姿がいつも思い出されます。2年ほどで水窪に帰ってきて、父は役場に、母は旅館を継いで、今、思い出すと随分苦労した母の人生だったと思います。一月は亡き母の誕生月、1925年生まれでしたから余計にいろいろ思い出したのかもしれません。本棚の片隅の母の写真にお香を焚こうと思います。
吾亦紅さんのこの話 私初めて聞くのではないかしら！？
歌はその当時を思い起こさせてくれ、思い出が蘇り懐かしさがこみ上げてきますね。
おはようございます。＾０＾
「雪の降る街を」
男性コーラスグループが冬になると唄っていたのを覚えています。
自分の住む地域は雪をほとんど見ることがないので、情景に？？？でしたが、落語で≪二の字 二の字の下駄の後≫なんて聞くと、寒い朝の霜を踏みつけたのを思い出します。
幼稚園の頃はラジオ、小学生４年の頃にテレビでしたので、雪降る街を見た時には‟あこがれ”ました。
おいらの記憶は「寒い朝」（吉永小百合）の方が強いです。
何年に一度は雪の原を間近で見ますが、最近は・・・・。
もう少しで？日差しが暖かく成るかな？。
フラワーさん
この話初めてでしたか？私のまだ幼稚園に上がる前のことですから、65年も前のことですよね。音楽の記憶って残るものですね。
DＨのチョイ悪おやじさんへ
年代によって心に残ってる歌もかわりますよね。ラジオの時代ですから。テレビはまだなかったですから。こちらでは時々雪に覆われる冬もありますが、すぐに溶けてしまいますから。まだまだ寒い日が続きそうですね。
おはようございます。
今朝も？寒い朝を迎えましたが、そちらは「如何ですか？」
午後からの雨模様に＞Ｘ＜ですが、日々の仕事には、お天気次第？なんて言っていられません！。
おふくろも土曜日に退院し（病院から「元気な人は退院してください」って言われました ＾０＾）
内科の検診にシグナル！自分の体調管理に務めます！。
DHチョイ悪おやじさんへ
お母さんよかったですね。
ご自分もお気をつけて。
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くらし｜ 天竜区｜ 
at 2018年01月14日 23:02
