鬼絞ちりめんの帯揚げです、絞りをするために下書きした
藍花のペンの色が残ってしまいました。
生葉を採って少しの塩と水を加えながら,葉を揉み、もんだ葉で
くるむようにして50分くらいもみ続けました。
なかなか気に入った藍の色が出てこないので、この作業を葉を変えて
2度して見ましたが、この色までしか染まりませんでした。
生の葉でもみこんで染めるのは今回が初めてでしたが、
発色の原因をいろいろと考えてみると、
藍の葉そのものが肥料などの加減で十分育ってないのではないか
と思いました。
京都で生葉染めを経験してきた方は、藍の葉の種類も違ようだと
話してくれました。
来年は藍の葉を肥料いっぱいで肥やして、育てようと思います。
刈り取った葉は残りを乾燥葉にしておきました。
これで去年、くるみ工房さんに教えていただいた方法で
染めてみます。
もうひとつのストールは、こんな色になりました。
生葉をジューサーにかけ絞った液で染めて、酢酸で色止めしたものは
こんな色に染まりました、スカイブルーになると思ったのですが
少し緑っぽくなりました。
薄手の絹のストールですが、「夏の着物の帯揚げになりそう」っと
着物好きの友人にもらわれていきました。
藍も育てたり、染めたりと手がかかりますし、思うような色を出していくまでは
まだまだ時間と勉強がかかりそうです。