乾燥藍の葉で染めました

夏に刈り取って乾燥させておいた藍の葉で染めて見ました。

生の藍の葉では何度か染めたことはありますが、乾燥させた葉で
染めるのは初めてのことでした。

クルミ工房さんから教えていただいて、試みてみました。


乾燥藍の葉で染めました




90センチ、50センチ四方の綿ローンです。

空色に染め上がりました。何ともいえない、化学染料では出ない色
だと思います。

暑い夏、鎌で刈って、仕分けして乾燥させ、きれいな葉を束ねて
、、っと、大変な作業がむくわれました。



藍の花(泡)が立ってくると、きれいな黄色に染まり、
空気に当てると酸化して青が発色してきます。

染液の温度管理や、ハイドロ、ソーダ灰などの配合と、葉の量の
加減で上手く発色する液と、あまり発色しない液があり、これから
また何回か、試してみなければいけませんが、
来年はもう少し沢山の藍の葉を収穫して、乾燥させておこうと思います。


この記事へのコメント
乾燥させた藍の葉ですか!!

生の藍とは違って、また、これもよし!
ですね。

あわ立つ藍も懐かしいです。
Posted by ばんびばんび at 2009年11月13日 23:10
ばんびさん
ちょっと、めんどくさい作業ですが、(乾燥葉を作るまでが)きれいです
Posted by けいこさん at 2009年11月14日 07:28
綺麗な色ですねぇ
やはり手をかけると素晴らしいものができるのですね…
Posted by かいくんばあば at 2009年11月14日 21:53
きれいなブルーがでましたね
乾燥したものと生の藍とは出てくる色が違う驚き!あの濃紺の藍色を想像していました。何事も奥が深く本当に興味をそそられます。
Posted by R・フラワー at 2009年11月15日 06:26
かいくんばあばさん
初めての試みでしたから、何回かやればもう少し濃い色も出せるかもしれません。手間をおしんだら良いものはできませんね、何事も。
写真ではいまいちですが、スカイブルーです。

フラワーさん
「すくも藍」を使えば濃い藍は出るのですが、会で染めるのはインド藍、か、大和藍、と言う染料です、濃くは染まりますが、「すくも藍」の澄んだ藍にはとうていなりません。この乾燥葉の藍も、やはり生葉の藍の色と同じようになりました。それなりに自然の色で素敵です。
肩凝るのに、細かい仕事すきですね、今はほどしたセーターを洗って糸を伸ばしてます、なにが編みあがるでしょうか。
Posted by けいこさん at 2009年11月15日 15:24
色々お世話になりました。
新米なのに仲間に入れて頂き、貴重な
体験を有難うございました。
これからも宜しくお願いします。
Posted by misaku_55 at 2009年11月19日 17:30
misaku_55さん
自主研修の時はお互いいろいろ試してみる時間なのですから御遠慮なくどうぞ。
会の薬品などは、長いこと皆さんで活動してきて在庫として残ってきたものですから皆さんで研修に使ってもかまわないと思いますよ。いろんな道具なども、役所があの施設をつくる時に、用意してくれたものですし、(その後草木染のグループが産業祭りなど役所の行事には色々協力してますから)自主研修の折には
絞り方なども会長さんに教えていただくといいと思います、新しく入った方も
楽しくなるのではと思います。
Posted by けいこさん at 2009年11月20日 09:18
無事に染められることができて良かったですね♪
干し葉藍は何度も染め重ねれば濃くなりますから、
藍は7月と8月に2度刈り取ることができますから、来年は干しば藍を沢山作って頑張ってください。
Posted by クルミクルミ at 2009年11月25日 14:09
クルミさん
ありがとうございました。タデ藍の種はありますので来年はもう少し沢山の干し葉を作ってみようと思ってます。
Posted by けいこさん at 2009年11月26日 10:06
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