「ほぼ日刊イトイ新聞」を読んでいて見つけた言葉、「陶冶」。
こんな歳まで生きてきて始めて目にした言葉でした。
はじめは「陶治」(とうち)と読んでしまい辞書をひくと、「陶」の意味の中に
陶器、すえもの、のほかに、人格を練り上げる、教え導く、という意味の
あることを知り、「陶冶」「薫陶」と書いてありました。
「とうや」と辞書をひくとありました。
ひとの性質や能力を円満に育てあげること、育成。なるほど、だから大学は
人格を陶冶する場所なのだ、という意味がわかりました。
もう一つの「薫陶」も辞書でひいてみました。
(香をたいて薫りを染みこませ、土をこねて形を整えるから陶器をつくりあげる意から)
徳の力で人を感化し教育すること、っとありました。
知る楽しみを感じた、ひと時でした。
ヘェ〜、私も初めて知りました。陶器の陶も土をこねる・練るという意味なのですね。それにしても日本語(というか漢字)って奥が深いですね。
ただし、大学は人格を陶冶する場所というのは、とうの昔に忘れ去られていますね。私の時代ですら、陶冶とはほど遠かったですから。
koyoさん
koyoさんも初めてとうかがってちょっと安心しました。この歳になって私だけかな?っと思ってましたので。
日本語は、風や雨、季節の名前など、ほんとに奥が深いです。
万葉仮名などみていると特に感じます。
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