陶冶

「ほぼ日刊イトイ新聞」を読んでいて見つけた言葉、「陶冶」。

こんな歳まで生きてきて始めて目にした言葉でした。

はじめは「陶治」(とうち)と読んでしまい辞書をひくと、「陶」の意味の中に

陶器、すえもの、のほかに、人格を練り上げる、教え導く、という意味の

あることを知り、「陶冶」「薫陶」と書いてありました。

「とうや」と辞書をひくとありました。

ひとの性質や能力を円満に育てあげること、育成。なるほど、だから大学は

人格を陶冶する場所なのだ、という意味がわかりました。

もう一つの「薫陶」も辞書でひいてみました。

(香をたいて薫りを染みこませ、土をこねて形を整えるから陶器をつくりあげる意から)

徳の力で人を感化し教育すること、っとありました。

知る楽しみを感じた、ひと時でした。


この記事へのコメント
ヘェ〜、私も初めて知りました。陶器の陶も土をこねる・練るという意味なのですね。それにしても日本語(というか漢字)って奥が深いですね。

ただし、大学は人格を陶冶する場所というのは、とうの昔に忘れ去られていますね。私の時代ですら、陶冶とはほど遠かったですから。
Posted by koyo at 2010年04月01日 23:32
koyoさん
koyoさんも初めてとうかがってちょっと安心しました。この歳になって私だけかな?っと思ってましたので。
日本語は、風や雨、季節の名前など、ほんとに奥が深いです。
万葉仮名などみていると特に感じます。
Posted by けいこさん at 2010年04月02日 09:35
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    コメント(2)