帰省した息子にパソコンの画面を吾亦紅にしてもらいました。
これでパソコンを開くたびに吾亦紅にご対面です。
NHK短歌を読んでいるのですが9月号に、心に留まる短歌を
見つけました。
「1948年静岡県生まれ、(偶然私と同じ生まれ年)、現在は
鎌倉のお寺の住職をされている「大下一真」(おおしたいっしん)
という方、「まひる野」編集室担当をされています。」の歌です。
ブログに許可無くのせていいものか分かりませんので、全部は載せませんが
興味をもたれた方は、本をみてくださいね。
なるように、なりてかくあり、なるように、なりてゆくなり、この世、、、、
現世まず、縁にしたがうほか無くて、人に逢うため、坂、、、、、
歴史書に、名前遺さぬ幾億の、一人のわれが、雨を、、、、
(こんな、くすっと笑える歌もありました。)
妻の言う、小言いちいち、ごもっとも、なれどさのみに、まいらず、、、、
山崎方代の研究誌「方代研究」の編集人だけあって上記のような歌も
つくるのですね。
自選50首の中にはまだまだいっぱい感じる歌がありました。
秋の夜長、雑事におわれながらも、心に留まる歌に
遇えて、ゆったりする時間がもてました。