西浦の田楽

西浦の田楽

24日の夜(8時ころ)から一晩かけて25日の朝まで
西浦田楽が奉納されます。
写真は昭和45年に発行された「西浦のまつり」の本です。

西浦の田楽
これは1998年町勢要覧です、これは田楽能のときかぶる
お面です。

旧暦の1月18日に毎年、西浦(にしうれ、と言います)の集落の
観音堂で奉納される田楽能は、「水窪小唄」には「木の根まつり」
と歌われています。
私もまだ朝まで通して、みてませんが民族学に興味のある方は
おもしろいと思います。
なにしろ寒いですから大変です。
行かれるかたは防寒をしっかり準備くださいね。
今年は25日の朝の「鎮めの舞」を見たいなーと思ってますが。
どうなるでしょうか。意外に水窪の人は行かないですね。
能の見学者はよその人が多いです。


この記事へのコメント
試しにエクスプローラで開いてみたら今日はフリーズしませんでした。

一晩かけて朝まで奉納される田楽というのはすごいですね。しかもこんなに寒い時期に・・・。でも恐らくかがり火を焚きながらの公演なのでしょう。

そしてこの能面がまた実に味わいがあります。彩色もかろうじて残っている程度のようですが、いつ頃に作られたものなのでしょうか。

近くならぜひ見に行きたいところですが・・・。
Posted by koyo at 2008年02月24日 22:43
koyoさん
養老3年だそうですから、1300年前のお面です。今はこのお面は復刻されて、実際の奉納のときは使われていません。民族学に興味のある人にはおもしろいでしょうね。
集落の中で別当を中心に世襲で各能が受け継がれてます。田楽の時は長男が都会から帰ってきます。朝方の「鎮めの舞い」がクライマックスで神を森に送り帰す能で、天狗のような面もいいですよ。能自体は単調なリズムの繰り返しで、お酒でもないと、退屈しますが。
Posted by けいこさん at 2008年02月25日 09:24
私の親友を亡くしたブログで返事を書こうと思ったら、プロバイダ−がメンテナンスということで書くことができませんでした。

今日は自治会の定例会があって、その後 Stand by me に寄ってつい今しがた(0時30分)家に戻ったところです。

養老3年とは驚きです。たしか飛鳥時代ですよね。708年が和銅開珎ですから、その頃にすでに水窪の田楽能が行われていたということになります。改めて水窪に敬意を表したいと思います。なるほど、Shifotちゃんをはじめ皆さん方は、由緒ある西浦田楽の末裔だったのですね。納得しました。
Posted by koyo at 2008年02月26日 01:46
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    コメント(3)